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〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018
2日目にベストスコアタイの永野竜太郎は「生きて帰れるか」
「昨日は僕、ノーバーディ。目指せ1個で、6個も出た」とそれが一番の収穫だった。
スタートの10番では「いいパーパットも拾えた」。
出だしで1.5メートルをしのぐと、次の11番では右のエッジから「寄せに行った」という20メートル弱のバーディパットも決まって「ラッキーだった」。
705ヤードの16番パー5も、ドライバーの第1打が右の林のほうに行ったら「800ヤードのイメージです。その時点でパー6だもん。やばいでしょ」と2打目はうまく脱出して3打目でやっとスプーンを持っても、まだピンまで250ヤードはあった。
「ダボだけ打たないことを考えた」と、4オンの2パットでおさめて「ナイスパー」と、つぶやいた。
ザ・ロイヤルゴルフクラブは地元茨城の水城高校時代に国体の予選で回った記憶はあるが改修前だし、もちろんこんなに長くもなかった。
高校がある水戸市内から、単線電車に揺られて2時間近くかかるここ鉾田市は永野にも、馴染みはなくてもコース近くの温泉宿で、ひとりほっこりリラックス。
部屋には風呂もトイレもないが、共同浴場は学生時代の合宿みたいで「むしろ、かえって面白くない?!」。
コース近くに実家がある同級生の高柳直人から地元グルメもリサーチ済みで、前夜は川村昌弘と近くの絶品洋食店で舌鼓を打った。
まことしやかな噂によると、3日目はいよいよ後ろのティを使って、8000ヤード超のセッティングがお目見えする予定という。
「それで明日もこの風が吹かれちゃったらもう手を上げとくしかない。生きて帰れるかな・・・」。
さてその前に、今日は何で英気を養うか・・・。