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日本プロゴルフ選手権大会 2018

48歳の藤田寛之は「ヨレヨレですが」

第86回目の日本プロでは、今年新たな取り組みとしてシニアと、レギュラーツアーの選手がアマチュアの方2人とチームを組むプロアマ戦を開催した。

スポンサーさんに好評だったおもてなしは、ベテランのシード選手にも願ったりだった。
芹澤信雄が、石川遼とペアを組んで出場した。仏の師匠はそのあと、練習場でみてくれたばかりか、翌水曜日も会場に残って、練習ラウンドまでつきあってくれた。

「師匠に言われて、テイクバックの上げ方を意識しただけ。それでこんなに変わるのか、と。魔法にかかっているみたい」と、国内開幕から右に飛ぶのに悩んでいたのが、劇的によくなった。

3月に左肩を痛めて打ち込みが出来ずに、本当に久しぶりに受けられた。弟子たちから“神”の異名を持つ師匠のレッスンに、改めて目から鱗を落とした途端に2アンダーとまずまずの好発進だ。

日本と名のつくタイトルは無類の強さを誇る「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で前人未踏の3連覇があるが、5年シードがもらえるいわゆる、メジャー制覇の経験はない。
12年に賞金王に輝いた頃には、タイトル獲りに執念を燃やしていたのも、今や遠い昔の話?

今季は海外2戦目のミャンマーから数えて3試合連続の予選落ちの憂き目にもあっているだけに「ゴルフが、ヨレヨレなんでね。そこ見る余裕がない。トップ20くらいには入れるように。そういうステップを踏むことが大事」」と、48歳は慎重だ。

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