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東建ホームメイトカップ 2019

地元の子どもたちがキッズエスコートで活躍

オー、孔明、出水田の最終組がスタート
大会最終日は本来ならピりつくはずのスタートホールに、和やかなひと時が訪れた。
大会の地元・三重県桑名市の子どもたちが選手たちと手をつないで行進。キッズエスコートで盛り上げてくれた。

定位置につく前に、まずはトッププロたちにご挨拶。スタッフから「今日のみんなの最初の仕事は選手のみなさんをリラックスさせることだよ」と言われて張り切る子どもたち。

「岩田選手を笑わせる!」とは、星見ヶ丘小6年生の加藤啓太くん。この日、手をつなぐことになった岩田寛は普段は面白いのにコースでは、めったに笑わないことで有名。38歳のレア・スマイルを引き出そうと顔色を窺いながら歩いたが、ティーグラウンドまでの時はあっという間。「全然喋れんかった!」と、残念がった。

最終組のリーダーと手をつないだ益世小6年の渡辺聖くんと一紅くん兄弟は、孔明とのキッズエスコートに大興奮!
「昔、連続して勝った人でしょ! すごいなあ…!!」。
そんな渡辺くん兄弟が午後からこの男子ゴルフの開幕戦「東建ホームメイトカップ」が長きにわたり、ジュニア育成を目的に開催してきたタイアップイベント「桑田スナッグゴルフ大会」に出ることを聞いた孔明に、頭をポンっと「頑張ってね!」と、励まされて大喜びだった。

 “スナッグゴルフ”は未経験者にも易しくできる初心者用の育成キットでJGTOが主催者や、各団体と協力して推し進めてきたキッズプロジェクトのひとつ。この「桑名スナッグゴルフ大会」も、もう20回目を迎える。
1打差3位から出た出水田大二郎と行進した葛山碧衣さん(星見ヶ丘小6)はこの日のために、毎水曜日の放課後を利用して腕を磨いてきたといい、プロと過ごしたひと時を糧に、自身も健闘を誓っていた。

  • 岩田さん、笑って…!!

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