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ダンロップフェニックストーナメント 2019
まずは初日のプチリベンジ。堀川未来夢(みくむ)が2打差3位に
プロ6年目の26歳、堀川未来夢が18番パー5で、3メートルのチャンスを沈めて「66」。
松山英樹と並ぶ5アンダーは、首位と2打差の3位の好発進にリベンジへの思いを込めた。
昨年の今大会。大接戦の末に、首位タイで迎えた最終日の最終18番。
2オン可能なパー5のチャンスホールでバーディなら優勝。
そんな絶好の機会を、ボギーでみすみす逃した。
1年越しの悔恨は今週、松山と共に回った練習ラウンドでもすでにこみあげた。
「18番ホールを上がった時は、懐かしいような、悔しい気持ちがありましたけど、今年はリベンジするつもりで。今日も初日の最初から、最終日の最終ホールくらいの丁寧さでプレーすることができた」とまずは初日のバーディ締めで、1年前のプチリベンジ。
絶好の位置につけた。
今季は、5年シードのメジャー戦「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で初Vを飾って舞い戻った因縁の舞台。
練習日は調子が良いとは言えず開幕前日は、初V時も支えてくれたベテランキャディの清水重憲さんに日没ギリギリまで付き合ってもらい、調整に励んだが「暗くなったので退散。今日の朝の練習でもすごく悪い中でもスコアが出てくれた」と改めて、コースとの相性を確信。
「今日も安全策を取ったところでパターが入ってくれたり、あまりガツガツ攻めすぎないほうが、よい結果になると思う。ちょっとずつ調子を上げられるように、練習します」とこの日も陽が暮れるまで、練習場に居座った。