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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2019
先週覇者のクルーガーが夢に向かってジャンプ!
…何やってるの??
「少しでも大きく見せようと思ってさ。ノリスはデカいんだモンっ」。
先週、韓国で行われた「Shinhan Donghae Open(シンハン・ドンヘオープン)」を制した南アのジェイブ・クルーガーは、身長158センチ。
コンプレックスはないつもりでも、身長188センチの隣に立つのはやっぱり心穏やかではいられない?!
「故郷はほんっと、ノリスみたいにデカいやつばっかなんだから…。いやんなるけどその点、日本はちょっと落ち着くね」と、おどけて笑った。
先週の日亜韓3ツアー共催に続いて、今週の日亜の共同主管は出られるかどうか微妙だった。
「先々週の時点では、ウェイティングの2番目。多分、繰り上げ出場ができるだろう、と準備はしていたんだけど、まさか先週の勝者として日本に来られるなんて…アメージングだよ!」。
先週日曜日はV後に即、日本ツアーのメンバー登録を済ませるとすぐ韓国を発ち、その日のうちに来日。
日本ツアーで通算3勝を誇る4つ上の南アの先輩、ショーン・ノリスを頼って日本のマネージメント事務所を紹介してもらうと月、火で次週以降の宿から何から、準備をしてもらって手はずは万端!
「忙しくてまだ美味しい日本食は食べれてないけれど。コンビニでも十分! 日本のコンビニは、ほんとなんでも揃ってアメージングですよ!」。
何不自由なく、いよいよ翌26日から始まる本戦にも集中できそうだ。
先週はアジアでは2勝目、日本ツアーとしては初Vで賞金ランクは19位に浮上し「新しい扉が一気に開いた」と、声も弾む。
このまま日本に居座り、世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」や、来月の日米共催&日初開催の米ツアー「ZOZO選手権」の出場権を勝ち取るのも夢ではない。
この勢いで、2週連続Vなどしようものなら…。
「本当に、いろんな可能性が出てきてワクワクするよ!」。
たった1週で、人生の転換期を迎えて青い瞳が期待と希望でらんらんと輝いた。