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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2019
池田勇太が手負いの猛追。2打差6位に
痛みをこらえて、V戦線にのしあがった。
先月の試合でコースで転倒。ケガをした右足は順調に回復に向かっているが、かばってスイングをしているうちに、変な力が入って今度は左肩に痛みを発症。
この日も患部を氷で冷やしながらのラウンドだった。
初日は前半18番でダブルボギーを打つなど苦戦。イーブンパーの54位タイにとどまった。
後半、1オーバーで来た8番でフィジー人キャディのラジさんと「上り連続バーディね」と、約束したのにそのホールをボギーとして、怒りのラジさん。
「ちょっと! 次イーグル獲らないと、明日は帰るよ!!」。
「…わかった」とこともなげに答えた池田は、最後の9番パー5で271ヤードの2打目を3Wでピン1メートルに2オン。
有言実行のイーグル締めで、イーブンパーに戻した勢いを、この日2日目の「64」につなげた。
「どんな格好していようが、よいショットは打てている」。
3番で奪った3.5メートルのバーディを合図に手負いの猛チャージを開始。
首位と2打差と迫って2日目を終えた。
「出るからには、しっかりと治療して日に日に良くなるよう最善を尽くします」。
週末はなんとか痛みのないV争いをしたいが。