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HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2019

復調の手応え!? 永野竜太郎が4位タイフィニッシュ

首位とは4打差の2アンダー10位タイからスタートした永野竜太郎。最終日の追い上げに期待が高まったが、6バーディ、2ボギーの4アンダー66であと一歩優勝したキムを脅かすことができなかった。それでもゴルフの内容は悪くないと気持ちは次戦に向いていた。

昨年シード落ちを経験し、クオリファイングトーナメントを受けることになったが、それがいい意味でスイッチになったと話す。
「去年は自分で何をやっているのか、何をやっていいのかわからない状態でゴルフをしていました。表現するのが難しいんですが、自分が目標としているところと現状の自分のゴルフの差がありすぎてわからなくなっていたような感じ。それがQTを受けることになって、自分の立場を認識したと言うか。結局、自分の位置が下がったら、目標とすべきところも下げる必要がある。それで切り替えられた感じがありますね」。

今回は優勝には届かなかったが、あとはちょっとしたきっかけだと話す永野。それは単純に良いスコアという意味ではなく、自分がやろうとしていることをきっちりできたかどうかで、スコアとは別物だと言う。シード落ちしたことを素直に受け入れられる人間とそうでない人間がいるが、永野はそれを素直に受け入れている。AbemaTVツアーでの経験を糧に、シード復帰を狙う永野のプレーに今後も注目したい。

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