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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2019
伊藤誠道が自己ベスト更新で首位タイスタート!
プロ入り後のベストスコアとなる9アンダー63をマークして首位タイの好スタートを切った伊藤誠道。インコース10番からスタートし、途中14番ホールからは圧巻の5連続バーディを奪うなど、この日は10個のバーディを量産した。
「これを入れたらプロになってからのベストスコアだと思ったら、最終ホールのバーディは今日1番緊張しましたね。(笑)64は1日競技で優勝したときに出したことはあるんですけど、63はプロになってからはベストですね」。
後半戦、特に秋口に入ってからの伊藤のゴルフは内容が充実している。その理由は夏場に自分のゴルフを見直して取り組み続けたスイングに手応えを感じながらプレーできているからだ。
「去年の8月8日の誕生日から今年の誕生日までで、出場した試合で予選落ちが8割なんです。それで何が悪かったのかをもう一度ちゃんと考えました。これとこれとこれだなというのを見直してから、試合がなかった夏場にまずはそれを取り組んだんです。最近の試合でそれが結果として出てくれているので、やってきたことが間違いじゃなかったのかなと思えています」。
伊藤は今回の自身の変化をマイナーチェンジじゃなくてモデルチェンジだと表現する。極端な表現をすると今まで自分がいいと思っていたことがダメで、悪いと思い込んでいたことが良かったというほど、真逆のことを伊藤は実践してきたと言う。
「試合で84を打つこともありましたけど、それでもこれをやり続けなければという思いがありました。不安もありましたけど、どこかに自信もあったんだと思います」。
伊藤にとってロイヤルメドウゴルフ倶楽部は相性の良いコースで、第一回大会も最終日をトップで迎えている。秋の5連戦でこれに照準を合わせてきたと言う伊藤の明日からのプレーに注目したい。