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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2019
白佳和がプロ19年目にして悲願の初優勝を飾る!
優勝したのはプロ19年目の白佳和。大岩龍一との2ホールに及ぶプレーオフを制して、嬉しい涙の初優勝を手にした。
2日間通算8アンダーの首位タイでスタートした白は前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返すと、後半は15番、16番で連続バーディを奪うなどして残り2ホールを残し2位以下に2打差をつけて単独トップに立った。しかし、これが逆にプレッシャーになったと振り返る。
「17番あたりで体の感覚がおかしくなりましたね。それで18番のティショットで50ヤードも左に曲げてしまいました。1打差のほうが何も考えずにできたかもしれません。プレーオフは逆に気持ちが切り替えられて体が動いたのでよかったです。なんとか勝つことができてよかった。ほんとやっと勝てました」。
プレーオフで敗れた大岩は、本戦の18番ホールを2ストロークビハインドで迎えて、バーディを獲るしかない状況で、ピン奥からの難しいラインをねじ込んでプレーオフに持ち込んだ。最後は力尽きたものの、将来が楽しみな若手がまた誕生した。
1打差の通算9アンダーの3位には阿久津未来也。さらに1打差の8アンダー4位タイには竹内優騎とキムウヒョンの2人が入っている。