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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2019
視覚的な罠をかいくぐった白佳和が一気に首位タイへ浮上!
首位と5打差の1アンダー23位タイからスタートした白佳和がスタートホールとなった10番ではボギーを叩いたものの、その後は8つのバーディを量産。一気に首位タイに並んだ。
「今日はとにかくパットがよく入ってくれました。今週はコースがフェードヒッター向きで、全然フェアウェイにいかなくて。ラフからセンターを狙って打ったのが5〜6メートルくらいに乗って、それが全部入ってくれた感じです。このコースは罠だらけですね。広そうに見えて、行ってみたら林まで転がっていたり、大丈夫そうに見えて木が邪魔で次が打てなかったり。見えない罠が多いので、避けながら逃げながらやりました」。
最近はドローを持ち球にしている白にとって、攻めにくいホールが多いようだ。加えてショットの調子もあまりよくなかったとのことだが、それが災いして“グリーンセンター狙い”に徹しれたことがこの日のスコアに繋がったのかもしれない。
白は2週間前の「HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2019」でも3日間60台をマーク。優勝にはあと一歩届かなかったものの、良い流れは続いているよう。2週連続の優勝争いに白の口からは「やっぱり優勝をしたいですね」と感情のこもった言葉が溢れた。
「ツアーでもAbemaTVツアーでもぼくは優勝が一回もないので、何でもいいので勝ちたいですね。早くツアーにも戻りたいので」。
明日の最終日、悲願の初優勝を狙う白のプレーに注目したい。
また注目のデーブ大久保はこの日は84を叩き、2日間通算17オーバーの141位。アマチュアの清水蔵之介さんは2日間通算9オーバーの130位タイで目標としていた予選突破はならなかった。