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日本オープンゴルフ選手権競技 2020
プロ初戦は7位。金谷拓実も次週、ゾゾっと渡米
日本ツアーからの出場資格を持つ選手は19日月曜日に、この足で発つ。
9月のツアー再開初戦「フジサンケイクラシック」の大会2勝目で、2年連続の切符を獲得した星野陸也。
出発を前週に控えた今週は「ショットも、アイアンも悪くてパットも入らない。しんどかった」。
ここ一番くらいの不振に苦しみ低迷していたが、最終日は悪いながらも「丁寧にやることを心掛けた」と、66で復調の兆しが見えた。
495ヤードと距離の長い12番のパー4でも「ドライバーが完璧。2打目も思い切りフックをかけて、OKバーディが獲れた」と5バーディ1ボギーの内容に、手ごたえをつかんで渡米できそう。
「これからまた練習して備えます。来週はタイガー・ウッズとか、強い選手がみんな出る。そこで戦えるのが楽しみ」。
2年連続賞金王の今平周吾は通算2オーバー、10位タイの結果に「パットがあまりよくなかった」と不満は残したが、「今週の試合勘の流れで来週行けます」。
さらに来月には、マスターズと大舞台が続く。
「海外で結果を出したいので、挑戦の気持ちで頑張りたい」。
メジャー初の決勝進出を果たした先月の全米オープンに続く活躍を、自分に期した。
また今週のプロ初戦を、通算1アンダーの7位で終えた金谷拓実。
「ショットでチャンスを多く作れたのですが、今日はパッティングが決められなかった。もっと伸ばせたと思うし、たくさん課題が残った。来週に向けて、またしっかり練習して頑張りたい」。
金谷にも次週、主催者推薦での出場権がある。
今年は、2度目の米参戦。
先月の全米オープンを制したデシャンボーとは、昨年のマスターズでラウンドして「向こうが気を遣ってしゃべりかけてくれたり、覚えていてくれていたので嬉しかったです」。
元世界アマランク1位の今後の活躍には、海外でも注目が集まるはず。
「プロでも世界一を目指してやっていきますし、来週の目標も優勝。自分ももう22歳ですし、同世代の選手が活躍している。早く世界で戦いたい。それに向けてたくさん努力していきます」。次週のグッドニュースに期待!!
<ZOZOチャンピオンシップに出場するJGTO選手>
■フジサンケイクラシック優勝者
星野陸也
■世界ランキング上位7人(全米オープン終了後)
今平周吾(同64位)
ジャズ・ジェーンワタナノンド(同65位)
ショーン・ノリス(同88位)
チャン・キム(同101位)
石川遼(115位)
ブラッド・ケネディ(123位)
ガン・チャルングン(161位)
■主催者推薦枠3人
堀川未来夢
関藤直熙(せきとうなおき)
金谷拓実