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SMBCシンガポールオープン 2020

4年前のオリンピアン。池田勇太は「いかに勝つか」

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五輪イヤー初戦。4年前のオリンピアンが上々のスタートを切った。池田勇太が初日を2アンダーで回った。10番のインコースから出て17、18番の連続バーディを含む5バーディ3ボギー。
さしたるピンチもなく、そつのないこの日の「69」には「高望みをすれば、キリがないけどもうちょっと伸ばせたかな」と、いくつか逃したチャンスも淡々と省みた。

ゴルフ競技が112年ぶりに復活した4年前のリオ大会で、日本代表をつとめた。この日はその当時の銀メダリストのヘンリク・ステンソン(スウェーデン)との同組で、遅れをとらずに2020初戦を出た。

昨季は秋口の試合でラウンド中に足を負傷する不運もあり、ミズノオープンの1勝にとどまった。
「昨年は、ケガもあって思うようにできなかったから。今年は1年間思いっきりゴルフをしたい。2勝、3勝といかに勝つか」。
世界ランキングは現在168位。日本勢の8番手と、2大会連続の代表入りには遠いが、年間複数勝利と賞金王獲りは、いつも変わらぬ1年の計だ。

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