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ディライトワークスチャレンジ 2020

ディライトワークス所属の幡地隆寛が通算8アンダーの6位タイに

ディライトワークス所属の幡地隆寛
ディライトワークス所属の幡地隆寛が通算8アンダーの6位タイに浮上してきた。この日は1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー65をマークした。最終となる9番ホール(パー5)では、残り230ヤードの第2打を3番アイアンで打って、ピン手前1メートル半につけて、見事なイーグルでラウンドを締めくくった。

好プレーにも幡地は不満顔だった。「イメージと逆の球が出ている。フェードのつもりで打った球がドローになったりする。9番のセカンドショットで初めてスジった」という。彼の場合、毎年この時期になると調子が落ちてくる。季節の気温の変化で10月になると、体が縮こまってスイングが思ったようにできないそうだ。「学生の頃から」だそうだ。さらに先週の日本オープンに出場し、狭いコースセッティングで余計にクラブを振れなくなった。したがって、現在はスイングが壊れかかっている状態。今週は「まだ広いので」少し振れている。そんな状態なので好スコアにもうれしそうな表情はなかったのだ。

とはいってもこの大会は所属契約を結んでいるスポンサーの主催大会。大事な試合だ。
「1日4アンダーを目標にしている。無理はしないように、ビッグスコアを狙わず、バーディを獲れなくてもカッカしないように」するためだ。首位とは2打差。チャンスは十分にある。思い切りスイングができるようになれば、勝負はわからない。大会を最後まで盛り上げてほしい。

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