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ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント 2021
プロ9年目の池村寛世が涙の大逆転初優勝
首位と5打差の2位タイから出た最終日は後半の11番から4連続バーディで猛追。
首位の植竹勇太を捉えると、16番の連続バーディでついに逆転。
2差をつけて迎えた18番パー5で、1メートルのパーパットを残して「こんなにどきどきしたのは初めてです」。
辛くもしのいで先に、通算17アンダーで上がった。
すぐ後ろの植竹の、グリーンに乗っただけの第3打を見届け安堵した。
クラブハウスでたくさんの祝福を受けた中でも、一番染みたのはキャディをしてくれた坂口琴音さんの「長かったね…」という労いの言葉。
「今年序盤は本当に調子が悪くて。遅くまで練習したときも、ずっとそばにいて励ましてくれた。彼女の支えは本当に大きいです」。
細い肩を借りて大泣きした。