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ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント 2021
中西×香妻×稲森 さっそくガツーンと勢揃い
ホストプロたちが、さっそく主催者を喜ばせている。
ISPS所属の選手たちが、初日から上位でにぎわっている。
4アンダーの7位タイには中西直人と稲森佑貴。
6バーディ2ボギーで回ってきた中西は「全ホールバーディーの気持ちで一つも逃げることなくできて。スコアもメンタル的にも満足している」。
新規開催のホスト試合は入場無料や、お弁当の無料配布や、食べ放題などサービス満点。
年中、お祭り男は初日からお客さんでにぎわっていることも嬉しい。
「ゴルフがあって、そこにお祭りがあり、ゴルフをしていないお客さんでも楽しめる。僕がイメージしている通りのすごく楽しい大会。ぜひ来て、遊んでついでにゴルフを見てもらい、それでゴルフにハマってもらえれば最高」と、新たなファン開拓につとめる。
また、ボギーなしの4アンダーで回ってきた稲森佑貴。
ハーフターンで自身も無料のアイスクリームを堪能しながら「食べ放題なので、それだけでもいいので来てください」と、自身のスコアでもアピールした。
香妻陣一朗は、2人と1差の5アンダーを記録した。
後半のアウトコースは、6番から上がりの4連続バーディも圧巻だった。
今年5月からISPSの所属プロになったが、開催コースを運営するPGMは、4年ほど前からサポート契約選手をつとめる。
初日の好発進で、改めて「ここで勝てればすごく恩返しができる」。
スタート前は大会名物のいけす釣り堀で”ウォーミングアップ”。カンパチと、伊勢海老を2匹も釣り上げ、気持ちを高めて好発進した。
3位タイの香妻も、7位タイで初日をスタートした中西と稲森も、みんな先週の「ZOZOチャンピオンシップ」で米ツアーを経験して会場入り。
中西は、「先週の経験から、球の高さが欲しいと思って。今週、フェアウェイウッドを1インチ長くして。それが本番でできたのがすごく良かった」と「ZOZOチャンピオンシップ」で、最終日に「63」を出した勢いも残っている。
「やるべきことが先週、明確にわかったので、結果は後でついてくる。ぶっちぎりに勝てるように、気持ちは強く持ってもいいのかな」。
ホストプロ同士のV争いで、願ってもない展開を作る。