この感触、この肌触り。何かに似ている。
これは確か、金谷拓実が7月に所属契約を結んだばかりの…。
”Yogibo(ヨギボー)!!”
愛用するビーズソファに酷似だが、写真のこちらは今大会主催の三井住友カードが展開するアプリ「Vポイント」のゆるキャラ「ビバすけくん」。
「かわいい…」。
馴染みのフォルムにスーパー新人プロの頬もつい緩む。
スマートフォンアプリから「Vポイント」をダウンロードすると会場で、もれなく「Vポイントギフト100円分」とコーヒー1杯無料というマル秘情報もゲット。
「僕もトライしてみます!」と、歴代覇者は大会のアピールにも余念がない。
倉本昌弘、石川遼、松山英樹に次ぐ史上4人目(当時)のアマVを達成したのは19年の今大会。
「あれからもう2年。時間が経つのは本当に早いなあ、と思います」と、感慨深い。
「御殿場は凄く思い入れのあるコース。今年も凄く楽しみです」。
昨年10月に大注目を集めてプロ転向するなり、11月のダンロップフェニックスでプロ初優勝を飾り、今年4月の開幕戦「東建ホームメイトカップ」でシーズン2勝目。
シーズン2度目の開催となる思い出の大会に、賞金ランク5位で帰ってきた。
「過去、賞金王になった方々は、本当に凄い方ばかり。その中に僕も名前を刻みたいとずっと思ってきました」と、賞金レースへの思いを語る。
「ここからが本当に、凄く大事になってくる。1試合1試合、優勝を目指して大切にプレーしたい」と、思いがこもる。
今週月曜日には、仲良しの後輩から大きな刺激も受けた。
先週、ドバイで行われたアジアアマで、優勝を飾った中島啓太さんの帰国を狙って改めて祝福の連絡をしたそうだ。
「そしたら、金谷さんも一緒に来年のマスターズに行きましょう、と言われて…」。
自身もまた、アジアアマを制して19年のマスターズで、松山英樹に次ぐ日本人アマ2人目の出場を果たした。
2度目の出場に向けて、現在の世界ランキングは67位。
資格のあるトップ50まで、もう一息だ。
「啓太くんは年下ですけど、彼のひとつのひとつの行動や練習への取り組みなど、凄く尊敬できる後輩。僕も実現できるように。ここからまた頑張っていきたいです」。
大好きな御殿場を、アマでも、プロでも制して「Vポイント」をがっちりゲットだ。