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三井住友VISA太平洋マスターズ 2021

実は新婚ホヤホヤでした。幡地隆寛「もっと成長していく姿を彼女に」

半袖でもアツアツですよ©JGTOimages



寒風の御殿場で、2日目も飛ばし屋は熱かった。

プロ7年目の幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)が、首位を守った。

「しのいでしのいで、今日も上位をつかむことができた」。

 

朝イチに、5Wで刻んだティショットをチーピン。

「悪いイメージから、1日を始めてしまった」と、悔やみながらのプレー。

 

510ヤードと、距離の長い6番のパー4も「僕の中ではこのホールがどうしても。ここはパー5と割り切っても、ボギーを叩くと流れが悪く」と、2ボギーで折り返した。

 

「インコースでなんとか伸ばす」と迎えた後半も、「悪くはないけど大変なところばっかり行った」。

1516番といずれも第1打がスタンスの取りづらいバンカーそばに行くなど「ついてない1日」と、苦笑いをこぼす場面もあったが、3つのバーディで「69」。

 

どうにかひとつ伸ばして金谷拓実と並んで予選をトップ通過した。

 

この日も午後に最大瞬間風速13メートルを越える風が吹いたが、昼間は日なたなら、ポカポカした時間帯も。

 

「途中熱くなって、セーターを脱いだら、また着るのがめんどくさくなった。ここで厚着をしてミスをしてもいやだと思って」と陽が傾くと共に、グンと気温が下がった午後も最後まで半袖姿で通した。

 

13並びがいい」と、今月111日に会社員の志保さんと入籍したばかり。

AbemaTVツアーで戦い始めた3年前から交際し、「僕の成長を、ずっと見てきてくれた人」という。

 

現在、飛距離1位を走る飛ばし屋は「レギュラーツアーで戦うようになり、日本で収まるよりさらに上のステージで戦う姿を見せたいと思うようになった」と来季、米ツアー二部予選会の受験を目指しており「英語が堪能な彼女にも、ついてきてもらいたい」と、プロポーズ。

 

「初優勝もそうですが、自分がもっと成長していく姿を見せられるのがいいのかな」。

日に日に冬が深まる御殿場で、アツアツホットなV争いを演じる。

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