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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2021
賞金2位の木下稜介が予選落ち。逆転賞金王の条件はさらに厳しく
賞金2位の木下稜介が通算イーブンパーの86位タイで、5試合ぶりの予選落ちをした。
スタートの1番と5番でバーディを先行させたが、その後4つのボギーを叩いて、ずるずると後退。
「なんとか予選通過を目指したんですけど、ショットの調子が悪くて、ボギーの数が減らせなかった」。
賞金1位のチャン・キムとの1183万円5564円差を、1円も詰められなかったばかりか、キムは28位タイで決勝ラウンドに進んでおり、さらにその差が開くことは必至だ。
次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で逆転の賞金王には優勝か2位と、さらに条件は厳しくなったが「今日の結果は仕方ない」と、懸命に悔しさをかみ殺した。
「試合まで数日あります。切り替えて、この2日間の内容をしっかり反省し、来週に活かせるように。練習したいなと思います」と、いったんレースを離脱した。