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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2021

チャン・キムは最下位脱出。木下20位、金谷は13位

なんとか、脱しましたよ

金谷木下写真

金谷と木下は2日目も同組でした

 

賞金1位のチャン・キムは、前日の最下位からなんとか脱した。

この日は7バーディ、4ボギーの「67」。通算1オーバーの23位と少し持ち直して「間違いなく昨日よりもいいラウンドが出来た」と、顔色も良かった。

 

初日は「ショット、パット共に考えすぎて、メンタル的にも良いゴルフができなかった」と、「74」の4オーバーを叩いた。

 

連覇を狙う今年は2年ぶりにせっかくお客さんが戻ったが、賞金レースを争う木下稜介と金谷拓実との直接対決でナーバスになり、「昨日は全然楽しめなかった」と、いう。

 

成績順に組まれたこの日の2日目は2人といったん離れて、第1組の1番手で気持ちよくバーディ発進。

「昨日とは気持ちが全然違う」と、長身にやっと少し笑顔が戻った。

 

午後1時から7時までしか食べないダイエットで、ラウンドのお供も「おにぎりやプロテイン」と、ヘルシーそのもの。

具材は「サケ」や「ツナ」に、ときどき「牛タン」を混ぜるなど、上手に味変しながら健康管理につとめる。

 

「明日も自分を信じて、11打に集中するのはもちろん、週末からは楽しんでプレー出来ればいいなと思います」。

明るく初戴冠に向かう。

 

一方、賞金2位で、キムとの1239564円差を追いかける木下稜介は、2バーディ2ボギーのイーブンパーにとどまった。

 

前日初日は、奥嶋誠昭コーチが駆けつけ、ラウンド後にいくつか修正点をもらい「手応えはよくなったがスコアにつながらなくて残念」と、通算1オーバーの20位タイで週末へ。

 

逆転の賞金王には優勝か単独2位が絶対条件だが、首位を独走する宮里優作とは、10打差。

 

「開きすぎてしまったので。2日間ビックスコア出すしかない。ゴルフは本当に何が起きるか分からないので。最後まで諦めずにプレーしたいなと思います」と、引き締まった。

 

そして、16446606円差で賞金3位の金谷拓実は5バーディ、2ボギーの「67」で通算2アンダーの13位タイまで順位を上げてきた。

金谷の逆転条件は優勝のみ。

「特に明日は大事な1日になる。しっかり自分らしいプレーをして、バーディを獲っていきたい」と、3日目の上昇を誓った。

なお、賞金4位の星野陸也は、前日初日を2位タイで出た賞金5位の稲森佑貴と入れ替わるかたちで、単独2位浮上している。

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