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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2021

賞金レースだけじゃない! 来季の序列を賭けた同級生対決もライブ中継で

大岩、片岡、そして古川(左から)の同級生トリオ。最終日も頑張ろう

 

いよいよ最終日。

今年、初めて30人に選ばれた選手たちも、今季最後の1日に賭ける。

 

仲良し同級生たちには、結果次第で来季以降の転戦生活に、微妙に影響を与える。

 

1997年生まれの古川雄大(ふるかわ・ゆうき)は、3日目も同い年の片岡尚之と、大岩龍一の成績を気にしながら上がってきた。

 

練習ラウンドもいつも一緒。普段も仲良し同級生だが、片岡は今年、5月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で、ツアー初Vの大出世。

 

20ー21のロングシーズンもそのあたりから、微妙に関係性が変わり始めた。

 

「なんとなく、片岡を中心にみんな動き始めて。ごはんの約束とか、宿が離れていても片岡のところに集まるような…」。

 

勝負の世界は厳しいのだ。

 

賞金ランキングもまた同様で片岡19位、大岩22位、そして古川は現在30位。

いまのところはもっとも”下っ端”。

肩身の狭さは、仕方ない。

 

それだからこそ、最終日の結果は重大なのだ。

 

「とにかく、今週だけでも負けたくない」と懸命に、3日目は、初の難コースで今週自己ベストの「66」をマーク。

 

「今日は絶対にトータルアンダーパーにもっていきたかった」と、決死の覚悟で魔の18番パー3もパーセーブ。

 

その恐ろしさと難しさを十分ご存じの馴染みのギャラリーから拍手喝さいを浴びて「嬉しかった。納得のラウンドができた」と、通算1アンダーで終了して安堵した。

 

30人しか出られない今大会は、とっくに出場権を獲得していた2人に対して古川は、先週の「カシオワールドオープン」の結果次第だった。

「僕だけ出られないのは絶対に嫌」と、47位で滑り込みの出場を果たした。

土壇場の3人そろい踏みに、すぐ連絡を取り合い健闘を誓い合ったという。

 

16位タイから出る最終日。

 

片岡は、古川より1打良い14位タイ。

大岩は、1打多いイーブンパーの18位タイ。

 

2人に挟まれた!

「絶対に負けられない」と再度、力をこめた古川。

「最終日は最低5アンダー。トップ10入りを目指します」。

なおかつ、2人より上位で終わりたいのは、もちろんだ。

 

賞金レースと、最強選手決定戦と、同級生対決はぜひ、以下のチャンネルでも。

<放映スケジュール>

8:301230YouTubeライブ配信)日本テレビ保有チャンネル

8:301230(日テレGタス)

8:301230Tverライブ配信)日本テレビ公式Tverチャンネル

15:001655(日本テレビ系31局ネット)

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