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関西オープンゴルフ選手権競技 2021
周吾が抜かれた…!! 五輪代表権争いがし烈に
先週の20ー21シーズン再開初戦「東建ホームメイトカップ」を制した金谷拓実が前週の118位から、76位に急浮上。
95位と順位を下げた今平を抜いて、初の日本勢2番手に。
現在14位の松山英樹を含めて、東京五輪の代表2枠の争いが、一気に火を噴いてきた。
「(金谷の世界ランキングが)上がるだろう、とは思いましたが、抜かれるまでとは思っていませんでした」と、今平。
金谷は、昨年10月にプロ転向したばかり。
「金谷くんにはきっと、マイナスポイントがないからですね…」。
上がる一方の新人には畏れ入る。
「アマチュア時代からプロの試合で活躍して、もともと凄く上手い選手。特にパットが上手い。調子もよさそうなので、先週の結果にも驚かなかった」と認めるが、かねてからの目標だった五輪の出場権がかかるとなると、話は別だ。
「そこは、譲るわけにはいかない、と思っています」と、静かに言った。
今週の「関西オープン」は、京都府の城陽カントリー倶楽部で行われた17年に、ツアー初優勝を飾った思い出の大会。
会場は違うが、「こういう、林でセパレートされたコースは狙いどころが決めやすいから好き。今年も期待できそうな気がします」。
18、19年の賞金王は2年ぶりの開催で、大会2勝目しか見ていない。