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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2021
プロ2年目だけど緊張とは無縁です。首位タイの西山大広
「この2日間ショットが良くて、チャンスについたところでパターが決められている」。7バーディを奪ったこの日はボギーなし。
「65」のラウンドに「上出来だと思います」と、胸を張った。
午後からコースに出たこの日は、スタート前にリーダーボードをチェック。
東北福祉大で2つ先輩だった比嘉一貴が、スコアを伸ばしていた。
「比嘉さんは11かあ…。それに近い数字に行ければ良いな」と、思ったとおりにみるみる追いついた。
「そこまで行けたので、とりあえず良かったです」。
3日目は、比嘉との最終組に挑める。
ジュニアの頃からトップアマで活躍していた比嘉の学生時代は今よりちょっぴりピリっとしていた。
「でも、プロになったら凄く優しくて…」と、リラックスして臨めそう。
普段から、緊張とは無縁という。
「考えるのがあまり好きではないので」と、笑う。
「距離もだいたいでパパっと打ってしまうのですが、それが良い」という。
先輩との優勝争いも「嬉しいです。楽しみです」と、ワクワクしながら「もちろん勝ちたい」。
勝負に徹する。
5月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」でツアー初優勝を飾った片岡尚之(かたおか・なおゆき)や、総合力を表すメルセデス・ベンツトータルポイントランキングで現在1位を走る大岩龍一や、賞金ランク26位の古川雄大(ふるかわ・ゆうき)らとは同い年。
「強いのが揃ってます。今みんな、すごい良い感じなので続きたい」と、願ってもないチャンスに目をクリクリさせた。