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フジサンケイクラシック 2021

ジャスティン、誕生日おめでとう

ハッピーバースデー©JGTOimages
初日は大雨。午後から深い霧も加わった。
でも、フィリピンのジャスティン・デロスサントスは「気持ちが高ぶっていた」。

9月2日は、26歳の誕生日。
「コースも見えずらいし大変。かなり難しいコンディションだったけど、上手く回れてよかった」。

この日同組で回った、プロ初年度の大西魁斗(おおにし・かいと)は9歳でアメリカ留学。
「彼も英語が堪能なので、お喋りしながら、凄く雰囲気よく回れた」と、揃って暫定6位でホールアウト。

「26歳最初の日に、良いスタートが切れてよかった」。
3アンダーの好発進で、記念日を自ら祝って安堵した。

国籍はフィリピンだが、米カリフォルニア州のロサンゼルス出身。お父さんの手ほどきで、4歳からゴルフをはじめたが、空手も黒帯2段を持っている。

ジュニア期に数々のタイトルを獲得し、カリフォルニア・ポリテクニック州立大学でもエースで活躍した。

17年にプロ入りして、18年はアジアの下部ツアーでプレーをしたが、目標は日本ツアーへの参戦。
同年のQTで60位に入ったのを契機に来日し、チャレンジトーナメントのAbemaTVツアーで順調にキャリアを重ねて、昨年から20年から本格参戦している。

「26歳になって、自分を駆り立てるものがある。明日も今日 みたいなプレーが出来ればもっといいスコアを出せる」。
最終日にもっといいプレゼントを自分に贈る。

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