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ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2021
甘く酸っぱいV争い。内藤寛太郎が14年目の初Vチャンス
この日は4番で3パット。さらに5番はバンカーからの脱出ミス。
連続ボギーが先行してすかさず差し出された”はちみつレモン”。
「ボギーを打ったら食べて、リフレッシュしようと2人で決めて、今日もずっと励ましてもらいながらやっていた」。
スタート時の5差を、3差に縮めて感謝した。
優勝争いのお供は、丁寧にスライスしたレモンのはちみつ漬け。今週のキャディさんお手製だ。
コロナ禍の昨年、内藤が所属契約を結んでもらったスーパーマーケットチェーン「ロピア」の高木勇輔・社長が内藤との初タッグに備えて作って持参してくれたもの。
最初はボギーを打つたびに食べていたのを、逆にそれでだんだんバーディが獲れ出した。
「それで、ゲン担ぎじゃないけど。今度はバーディが欲しい時に出してくれたりして。今日、何個食べたか」。
最後の18番も、甘く酸っぱいバーディチャンス。
惜しくも外して残念がったが、願ってもない初Vに向け好位置につくことが出来た。
「本当、上出来ですよ。ボギー2つからここまで戻れた。試合の流れだったり、あまり無理しないように。高木さんは客観的にゴルフを見ていて、今日も4アンダーの目標を立ててくれた」と、ノルマを1打更新する「65」。
2位タイと、さらに順位も上げて最終日に挑める。
上がってすぐ2人で「ちらっと話した」という初優勝への作戦は「22アンダーでどうですか、と」。
最終日に必要なバーディは最低でも6つ。
プロ14年目の悲願をかけて、”はちみつレモン”はあと何個食べる??