Tournament article
石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2021
流れをつかみきれず惜敗の森本雄
首位と2打差の8アンダーの2位タイからスタートした森本は前半を4バーディ、ノーボギーで折り返すと、後半に入り13番パー3であわやホールインワンというスーパーショットを放つ。ここをバーディとして今週初めて単独首位に立った。
ただ、続く14番で流れを引き寄せきれなかったのが敗因になった。セカンドショットをベタピンにつけたため、これで桂川有人とは2打差。完全に流れは森本かと思われた。
「あの14番のバーディパットを読み間違えて外したのが痛かったですね。あれでちょっと流れが変わったというか」。
終盤に向けて引き離すチャンスを逃したことで雲行きは怪しくなった。
「あそこで外して、17番も奥からのアプローチが逆目の難しいライで飛びすぎてしまって。その返しのパットがカップをクルッと回って外れた時に今日は運が無いなと思いました。あれが入っていたらまた変わっていたのかなとも思いますがしょうがないですね」。
優勝は惜しくも逃したものの収穫もあった。
「パッティングがずっとしっくりこなかったのが今週は読みとタッチが少し合ってきた感じもあるので次はまた頑張りたいと思います」。
2週後の最終戦で、好材料を得た森本がリベンジを誓う。