序盤から鉄板のOKパーを続けると、6番で左ラフからピン右にくっつけこの日最初のバーディ。次の7番では長い距離を沈めて2連続を記録し、一時は4差の余裕を作った。
だが、前半最後の9番で、4打目のバンカーショットが寄せきれずにパー5で痛恨のボギー。
一騎打ちとなった星野陸也に終盤、1差に詰め寄られ、「今日はずっと、リクヤが怖くて怖くて…。やっとほっとしたところ」。16番では、バンカーから乗らず、寄らずのピンチもシビアなパーパットをしのいで、どうにか逃げ切り嘆息した。
昨季の通算2勝目は、無観客開催で来られなかったが今年初の有観客試合で、駆けつけた奥様と歓喜の抱擁。一昨年の結婚後、初めて目前で勇姿を見せられた。
「今年は早い段階で1勝ができましたので、ここからまた2勝、3勝を重ねていきたいです」。
目標の複数回優勝と、賞金王を改めて目標に掲げた。
星野は通算13アンダーで2位。
米国のハン・リーがこの日ベストスコアの64で3位に入った。
大阪学院大学の宇喜多飛翔(うきた・つばさ)さんが通算6アンダーの7位タイでベストアマに輝いた。