会場のグランフィールズカントリークラブは今回が初ラウンドだそうだがこの日は、ティショットが安定していたといい「今日ラフに入れたのは2回だけ。ほとんどまっすぐに飛んで行ったよ」と、嬉しそうだった。
先週まで約1ヶ月のオフは母国にいったん戻って家族サービスや、練習の合間にローカル大会にも出場。
「ひとつは優勝して、もう1試合は4位でした」と絶好調で戻り、「今週は、勝てば5年シードがもらえる大きな大会。プロなら誰だって勝ちたいよね?」と、ニヤリとした。
次週はシンガポールに渡り、アジアンツアーの「インターナショナルシリーズ」に出場して、次々週は北海道の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」でまた戻る。
「行ったり来たりで凄く忙しいけど、それをこなすのが、プロフェッショナルというものでしょ?」。
2011年にアジアンツアーの賞金王に輝き、翌年から日本ツアーに加わってからも、長く掛け持ち参戦を続けたアイアンマン。
今も世界を股にかける44歳の自負がのぞいた。