ピンに行かない。
「バーディチャンスにつけられない」。
それでも、スタートの1番で長いパットを沈めて先制パンチ。
15番でも約7メートルをねじ込みガッツポーズを作るなど、懸命に食らいついたが他の多くは乗っただけのパットとなり、パーセーブの圏内に打つのでやっと。
スタートの1打差は、最後3つに広がり通算16アンダーで終戦した。
今年も年頭から積極的に海外を回り、日本ツアーはこれが3戦目。
海外帰りの今季1勝は飾れなかった。
首位発進した初日に16番でホールインワンを達成したが、賞金700万円は決勝ラウンドが対象。
大金も取り損ねたが、自身初の快挙には加賀電子様より記念の30万円をいただいた。
「好きな大会ですので、優勝したかったですけど、自分のやれることはできた。またチャンスがあれば次は優勝できるように頑張りたいと思います」と、悔しさを飲み込んだ。