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ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2022

池村寛世がラッキー続きの完全V王手

夢の完全Vに向かってひた走る。

ツアー2勝目を狙う池村寛世(いけむら・ともよ)は7バーディ1ボギーの「66」。2位と3差の通算19アンダーまで伸ばして3日目もまた単独首位だった。

 

ラッキーボーイ&ガール




この日は早朝の大雨で、2時間遅れで始まったが小やみになると、風が出てきて1番から3連続バーディを獲ったが、その後しばらくスコアも小康状態だった。

 

途中で並ばれ、逆転される場面もあったが、「今週は初日も、昨日も首位だった。今日もまた、トップで終わりたい」と、終盤の17番ではご利益が、2度も続いてピンチを回避。

 

右の林にとんだティショットが木に当たって出てきて、フェアウェイから直ドラの2打目が今度は左に飛んだのがまた出てきた。

 

思わず木に拝んだら、同伴のケネディが呆れて「オウ、ラッキーボーイ…」と、笑っていた。

 キャディバッグには、初日のプレー後にお参りに行った地元の神社のお守りをくくりつけてある。

「今日も超・効いたみたい」と、大感謝。

 最後の18番では、3メートルのバーディパットも決まって2位と3差をつけられた。

 

昨年10月の「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」は5打差の大逆転優勝だったが、今度の2勝目は完全Vでの逃げ切りチャンス。

「完全優勝する人って、すごく力があるなというイメージ。やってみたい」。

 

今季序盤は、新しいドライバーの調整が間に合わずに国内初戦から、4連戦で予選落ちが続いたときには、キャディさんをがっかりさせた。

「僕は慣れてますけど、キャディさんは、僕と違って慣れてないので予選落ちが続くとすごくへこんじゃう」。

気苦労かけた分だけ快勝で報いる。

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