この日は早朝の大雨で、2時間遅れで始まったが小やみになると、風が出てきて1番から3連続バーディを獲ったが、その後しばらくスコアも小康状態だった。
途中で並ばれ、逆転される場面もあったが、「今週は初日も、昨日も首位だった。今日もまた、トップで終わりたい」と、終盤の17番ではご利益が、2度も続いてピンチを回避。
右の林にとんだティショットが木に当たって出てきて、フェアウェイから直ドラの2打目が今度は左に飛んだのがまた出てきた。
思わず木に拝んだら、同伴のケネディが呆れて「オウ、ラッキーボーイ…」と、笑っていた。
キャディバッグには、初日のプレー後にお参りに行った地元の神社のお守りをくくりつけてある。
「今日も超・効いたみたい」と、大感謝。
最後の18番では、3メートルのバーディパットも決まって2位と3差をつけられた。
昨年10月の「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」は5打差の大逆転優勝だったが、今度の2勝目は完全Vでの逃げ切りチャンス。
「完全優勝する人って、すごく力があるなというイメージ。やってみたい」。
今季序盤は、新しいドライバーの調整が間に合わずに国内初戦から、4連戦で予選落ちが続いたときには、キャディさんをがっかりさせた。
「僕は慣れてますけど、キャディさんは、僕と違って慣れてないので予選落ちが続くとすごくへこんじゃう」。
気苦労かけた分だけ快勝で報いる。