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ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2022

植竹勇太が「ガツーン」の借りを「とりあえず」でリベンジ。同級生と「どっちが勝つか」

3日目にして、2週連続優勝を狙う同級生とスコアを並べることができた。

プロ5年目の26歳、植竹勇太(うえたけ・ゆうた)が「64」。

首位と1打差の3位タイに浮上。昨年の雪辱を晴らす初Vを視野に入れた。


「今日はショットがちょっと荒れた」と、話すが、スタートの1番からトントン拍子に短いチャンスを奪った4連続バーディは圧巻だった。

6番のボギーでいったん、流れを止めたが「パッティングで頭が動かないように」という気づきを再び呼び水に、後半でさらに4つ伸ばして上がれた。


通算17アンダーと同スコアで順位を並べた比嘉一貴(ひが・かずき)は大学同期でオンオフともに、切磋琢磨する無二の親友だ。

この冬も岡山でのトレーニング合宿や、ついこないだの空き週も、比嘉の地元の沖縄でラウンドを重ねるなど、一緒に過ごす時間はお互いの家族以上といってよい。


比嘉がツアー3勝目を挙げた先週の「関西オープン」は、植竹もお水を持って18番グリーンに駆けつけ、「次は自分」と思いを高めたばかりだった。


昨季は2位2回のうち、とりわけ悔いを残したのが「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」での5打差・大逆転負け。

やはり国際スポーツ振興協会(ISPS)主催の「「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」で再びチャンスが巡ってきたのも何かのご縁。


「去年は本当に悔しかったので。初優勝への思いは強い。優勝目指して頑張ります。リベンジします」ときっぱり言った。
最終日は、最終組のひとつ前で、2週連続Vがかかる比嘉と、初Vを狙う植竹と"どっちが勝つか”。
いくら親友でもそこは、譲れない。譲りたくない。


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