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THE OPEN CHAMPIONSHIP 2022

初メジャーで決勝進出の桂川有人「またここから、予選カットがある気持ちで」(第150回全英オープン)

聖地で迎えた初メジャーでの予選通過を確実にした。
プロ2季目の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が、2日目の予選ラウンド最終日を「68」で回ってきた。2日目速報



「今日は風がおだやかで、回りも伸ばしてくると思いましたので。その中で自分も伸ばせてよかったです」と、通算5アンダーは、終わった時点で12位タイ。

首位のダスティン・ジョンソンとは4打差でホールアウトした。


2番で2メートル弱のチャンスにつけて、1番の3パットボギーをすぐ帳消しにした。
「それがだいぶ大きくて、そこから自分のプレーができました」と5番と、9番ではワンオンからイーグルトライのバーディで折り返すと、10番でも2打目をピンそばに。

連続でチャンスを獲るなど、わずかなブレが不運なキックにつながるリンクスコースで精密なショット力が光った。


「今日もバンカーに入れないことと、グリーンに乗せることが目標」とその後も危なげなく、ミスはパーオンを逃した超難度の17番くらい。「ボギーか、ダブルボギーになるような難しいアプローチでしたけど、ぴたっとつけてパーが獲れたところは自分でも褒めたいです」と、終盤のピンチも回避。

「自分のスタイルを貫けました」と、迎えた最後の18番パー4ではグリーン右まで飛ばして寄せてタップイン。
「ギャラリーが多いですし、距離が短くて獲りやすいホール」と、狙いどおりのバーディ締めで、さらに順位を上げてきた。


今年1月の日亜「SMBCシンガポールオープン」で2位につけて出場権を獲得した。

4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」で初優勝を飾り、賞金ランクは2位で初メジャーを迎えた。


「日本代表で来ている感じがしている。少しでもファンを増やせるように」と、歓声や拍手には手を大きく上げて、応えるようにしている。

週末の聖地で、さらにアピールする大チャンス。

でも、「また、ここから予選カットがあるような気持ちでやったら、結果が良くなる気がします」と気負わない。


そのほか、すでに2日目のプレーを終えた日本勢は、アマチュアの中島啓太さんが通算3オーバー、比嘉一貴が通算5オーバー、今平周吾が通算8オーバーと、いずれも決勝進出は厳しくなった。

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