今年、47歳に残されたチャンスは多くない。
2019年の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の優勝時に得た2年シードは、コロナによる統一シーズンと合わせて今季限りだ。
最終年の今年はこれまで15試合に出場したが、「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の21位が最高で、予選敗退が8試合。
獲得賞金も300万円を越えたところで、賞金ランキングは101位。
シード喪失の危機を知りながら、先週2週間はあえてお休み。
「オーストラリアに帰ってコーチと話しました。それによって自分の考え方が変わって、スイングも変えてきました」と、ゴルフも心もリフレッシュ。
「今年の自分の結果、試合はひどいものだったけれど、コーチと話したことで、考えがクリアになったし自信が持てるようになった」と、別人だ。
コロナ禍の20-21年は渡航制限で、1試合も出場できないなど苦難を味わったが「ショットもパットも良いゴルフができるように。自分がやるべきことをやるだけです」と、残されたチャンスに賭ける。