野村證券提供の賞金300万円を獲得すると共に、大会は通算14アンダーで、今季自己ベストの7位を記録。
442万1250円を上積みし、前週の賞金ランキング86位から、990万5850円の65位と一気にボーダー線上に食い込んできた。
持ってる男である。
自身初のホールインワンは昨季、自身のシーズン最終戦「カシオワールドオープン」2日目。快挙を糧にシード権の確保と共に、予選通過が微妙な位置からの決勝進出で大会は17位。
賞金60位で確定させた経緯がある。
今年は自身の初戦から出場9戦で予選落ちを続けたが、4週前の「バンテリン東海クラシック」で9位タイと、「ここ最近は良くなっています」。
追い込まれて発揮する男、とも言える。
次週の「マイナビABCチャンピオンシップ」は2018年に、川村昌弘とのプレーオフを、劇的イーグルで決着し、当時32歳でのツアー初優勝を飾った試合。
「楽しみをまた味わいたいので、死力を尽くして頑張ります」。
今年は、現状で出場できる残り4試合で、もう一押しが必要だ。
得意の試合でこそミラクル男の本領発揮だ。