7番で、ピンの根元を差すセカンドショットを契機に、バンカーから入りかけの8番と、9番でまた入りかけのセカンドショットを打ち3連続バーディ。
一気に単独首位でターンをして、ティショットをラフに入れた15番まで、ほぼミスなし。
初ボギーになった15番も、2打目はピンを直撃する圧巻の好ショットだった。
9アイアンを持った16番パー3で、ティショットを2メートルにくっつけすぐ取り返したあと、難しい上がりの17、18番では連続ボギーとなったが、1差のトップを守って今季5度目の最終日最終組に入った。
「最後ミスしてしまって残念でしたがしっかり切り替えて、明日も頑張ります」と、自身への怒りを押し殺して冷静に話した。
大会は、アマで初出場した2020年から3年続け出て5位タイ、2位、8位タイとトップ10を続けている。
「フェアウェイに置かないと、チャンスにもつけられない。明日もティショットが鍵を握る」と怪物コースの掟を復唱し、「難コースを攻略して、自信を持って勝ちきりたいと思います」。
噛んで含めるように言い聞かせた。