宋永漢(ソンヨンハン)は、最後ボギーで優勝、と思っていたが、実は18番は2打目が「チョロ」のダブルボギー。
「ヨンハンが愛嬌を出したので・・・(笑)」と、結果は1差の惜敗だった。
最終日はわずか1差を追いかける立場で、4番でボギーが先行。
最初の9ホールで6差もあけられた。
「後半最後の8ホールはいいプレーができましたけど、そこまでが苦しい展開。あともう1、2個伸ばせていたら、もうちょっとヨンハンにプレッシャーをかけられた」と、悔しがる。
プロ15年目の初Vはまた惜しくも逃げたが、ヨンハンは転戦中もよく一緒にごはんに行くなど大事な仲間。
わざわざ、酷暑の18番グリーンに戻って水シャワーで祝福し、「ヨンハン、おめでとう!」。
親友の7年ぶりの2勝目を心から労った。