開幕前から「壊滅的」とこぼしていた不振の1Wは、前日初日に続いてほぼ封印。
代わりに3Wのスティンガーショットと、パットが炸裂したゴルフは、昨年Vをほうふつとさせる。
後半2番で10メートルを決めると、そこから3~5メートルのチャンスを逃さず、怒涛の6連続バーディを記録。
ボギーなしの8アンダー「64」で一気に上昇してきた。
この日3日は文化の日。
同組の蝉川泰果(せみかわ・たいが)は地元加東市出身で、岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は先月の日本オープンを制したばかり。
祝日の大ギャラリーがつく中で、蝉川は2イーグル5バーディ(1ボギー)の「64」を記録し、岩﨑もまたボギーなしの6バーディと、3人共に大量アンダーの伸ばし合いは見どころたっぷり。
蝉川も岩﨑も飛ばし屋だ。
「2人ともパーのようにバーディを獲ってくる」と、苦笑した堀川。
「バーディの取り方は違いましたけど。僕はスプーンを持って、フェアウェイからピンに打ってというマネジメントを立たせれば、なんとかなる」と、胸を張った。
「3人でたくさんバーディが獲れたし、組の流れがとてもよかった」と、組の中心で沸かせ続けた。
「不安要素だらけ。簡単に勝てるメンツと思っていない」と、開幕前には連覇についても他人事のように言ったが3週前の「日本オープン」で3位タイにつけ、その次の日米「ZOZOチャンピオンシップ」では初日の「65」で、最終日に優勝を飾ったコリン・モリカワと、一瞬“カワ対決”するなど、まんざらでもない。
「やっぱり相性はよいみたい…」と、2日目の快打にニンマリした。
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