最終日は、4打差の6位タイから出て、5アンダーの67はボギーもなし。
「ひとつ怪しいのはありました」という13番は、ラフからフライヤーしたという2打目が“場外ホームラン”。
「次の14番のティのほうまで飛んだ」と、ダブルボギー以上も覚悟した個所からみごとグリーンにオン。
7メートルをしのいだ。
「バーディより嬉しいパー」で踏みとどまると、最後18番はフェアウェイから池越えの2打目を得意の低弾道ショットでイーグルチャンスにくっつけ、楽々バーディ締め。
連覇は逃したが、開幕前に「壊滅的」とまで言った1Wの不振も乗り切れた。
一時は、水の中でパットしているような感じなどと評したイップスの症状も、今は影を潜めているようで、今季残り4戦で、昨年の本大会以来の通算5勝目の兆しは十分に伺わす。