賞金1位で迎えた今週は、「プレーももちろんですけど、最初の2日は、ちょっといろいろ考え過ぎた」と、予選ラウンドで伸び悩んだが、決勝の土日にじわじわ上昇。
「週末にむけて、徐々にいいプレーができるようになってきましたし、しっかりスコアも伸ばせたと思うし、また来週以降が楽しみかな」と、頷いた。
今季3勝目を飾った中島啓太(なかじま・けいた)に、また4大会ぶりの賞金1位を譲ったが、今季2勝を含む、10度目のトップ10入りで、2019年に史上5人目(現在は7人)のアマVを飾った次週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、またギリギリ逆転可能な1952万180円差にはとどめた。
中島とは予選2日間を共にプレーし、好調ぶりは目の前で見ていた。
「最初の2日間もいいプレーをしていましたし、その中で自分が伸ばせなかったのは残念」としながらも、「また彼とも、それから他の選手とも、残りの試合でいい勝負が出来ると思うので。自分も全力でプレーして、また優勝できればいいと思います」。
熾烈なレースはまだまだ続く。