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Shinhan Donghae Open 2023

日本で5季目の豪・クウェイルがJGTO最上位の2位

日本ツアーを主軸にして5季目。豪州のアンソニー・クウェイルが、スペインのダビド・プイグに続く1差の2位タイにつけ、JGTO選手としては最上位の好順位で初日を出た。



先週の「フジサンケイクラシック」で腰痛を発症し、予選敗退。痛みをこらえて韓国に来たのがよかった。

開幕前日のきのう、水曜日に受診した整形外科で骨盤への負担を指摘された。


練習は慎重かつ控えめに。
「ドクターのアドバイスが役立った」と早くも今朝から、回復を実感。
「状態はすごくよかった」と、早朝7時10分に出たスタートの1番でがなんと15メートルのバーディトライがカップに沈めば「自分でもびっくり。まだ寝てたかも?w」と、早起きの目も一気にパッチリ。


最後の18番で、3打目をミスしてこの日最初のボギーを打つまでバーディ8つの完璧なゴルフを展開できた。


自宅庭のお手製の“ブリキ缶カップ”を練習場に7歳でゴルフを始め、母国豪州ではアマランク2位の実績を誇った。
2017年にプロ転向し、日本ツアーは2018年から転戦。

コロナ禍中もすぐ2021年から復帰し、昨年5月の「ミズノオープン」で初優勝にもっとも近づいたが、18番でティショットを左の池に入れてジンバブエのビンセントに追いつかれ、プレーオフ敗退。
延長の2ホール目のボギーもまた、池だった。


悲願を掴み損ねたが、今年も8月の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で2位タイにつけるなど好調は維持。

同大会最終日にマークした今季3度目の記録となった「64」も活躍のより所になっているようで、「それを明日も頑張ります」と、端正な口ヒゲを引き締めた。

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