第3ラウンドの残りは明朝6時30分に再開する予定。
また続く最終ラウンドは1番、10番のアウト/インからそれぞれ9時20分の第1組スタートを目指す。
まだプレー中だが、暫定トップは金谷拓実(かなや・たくみ)。
この日は、朝7時の競技再開に合わせて朝3時半起き。
しかし、コースに来ても、降り止まない雨でさらに2時間近くも遅れるなど、本当に長い1日だったが、待ち時間も「いい状態で迎えられるように、しっかり休むことが大事」。オンオフのメリハリを心がけた。
再開前には、大学先輩の松山英樹が2位につけたPGAツアー「メモリアルトーナメント」の2ラウンド結果もチェックし「素晴らしいプレーをしていた。やはりさすがだな」と、自身も気持ちを上げてリスタート。
12番から始めた第2ラウンドを、通算7アンダーの1差トップで通過し、つかの間のインターバルを挟んで始めた第3ラウンドの11番までに4バーディを奪って通算11アンダー。
7番では10メートル超を沈める3連続バーディで、単独首位をひた走る。
第3ラウンドは、10番を終えたところで日没中断した。
いったん上がったクラブハウスで2差の暫定2位で迫る中島啓太(なかじま・けいた)とすれ違いざまグータッチ。
アマ期からしのぎを削った後輩と、先週の「ミズノオープン」でも優勝を争い、共に破れた。
「ずっとアマチュアで優勝争いしてきた仲間で、先週は一緒に優勝争いもしましたし、ケイタくんも今日は伸ばしてお互いいい状態で入っていると思う。僕もしっかり伸ばして良い戦いができたらいい」と、力を込めた。
5年シードの日本タイトル戦で、共に雪辱戦。
「大きな大会で、みんな勝ちたいと思うし、僕もしっかり準備をして臨みたい」。
国内でのアマプロ通算4勝目を見据えた。