首位で出た雨中の前日3日目は、「難しいコンディションで可も無く不可もなく、ゴルフができた」と、後半13番では完全に右のOBゾーンに消えたティショットが跳ねてラフまで出てくる運も味方に3バーディ、3ボギーのイーブンパー「71」。
通算10アンダーの単独2位に踏みとどまった。
34歳。20代がひしめくリーダーボードのトップ10のうち、唯一の30代だ。
しかも、「上にいる選手はみな飛ばし屋ばかり。蟬川もそう」と、感心して見回す永野自身も、昨年の飛距離5位を誇る。
「9番からのつながり的にいうと、後半10ホールでパー5が3つあるわけで、やはりそのあたりがキーになる。怖がっていたら、フェアウェイはとらえられないし、明日も変わらずティショットでアドバンテージをとるつもりで挑みたい」と、ひるまない。