序盤は、ピンに絡むチャンスも少なく、きわどいパーパットを残す場面が目立ったが、ことごとくしのいだ。
前半で、一度1差に後退したが、折り返してすぐ10番では、べたピンの木下、金谷に5メートルのバーディで応戦。
11番の連続バーディで、再び2人に並んで接戦を開始した。
15番パー5は、星野と共に2オン成功。
揺さぶりをかけたが、ほころびが出たのは三好名物・魔の16番だった。
ピン2メートルに絡めるスーパーショットが飛び出したが、チャンスは逃した。
さらに続く17番では2打目が右バンカーへ。
「僕がミスをして、木下選手がすごく良いショットを打った。そこで差が開いちゃったかなと思います」とバーディ、ボギーの明暗に唇をかんだ。
「もちろんバーディ狙いで行った」という18番も2打目を乗せたがピンは遠く、「あんなショット打ってるようじゃ全然ダメですね」と、吐き出した。
負けても賞金1位に浮上したが、「勝ち切れなかったのはすごく残念。でもまた試合は続くので。そこでしっかりいいプレーをしてまた優勝したいな、と思います」と、追い続ける。