予選ラウンド最終日は4年ぶりの宮崎で、強風に惑わされた。
スタートの1番では、ティショットをグリーンのすぐそばまで飛ばし、2打目はピンの根元に向かったが、転がり奥カラーへ。
2番の2打目は右の林の木の根元から出しただけ。3打目も左のカラーに外し、アプローチで寄せたがボギーを先行させた。
「こんなに風が回るコースだったかな、と。フォローとアゲンストをほぼ逆に読んでしまっていたので。今まではそういうイメージがなかった」。
4年のギャップに苦しんだ。
4番パー5でまた2打目が左の林へ行き、砂地からピンを狙ったショットもグリーン向こうのラフへ飛ぶなどチャンスを作れず。
「横風の時にでも、まだ自信を持って打てる球筋が整っていないので、どこに打ち出していいのか、ちょっと不安ながら打っているのがチャンスにつけられなかった要因かなという感じです」。
8番、9番ではバーディチャンスを狙ったが、決めきれず。
前半の1オーバーも回収しきれずターンをすると、12番では右ラフから7アイアンで狙った166ヤードの2打目が、またグリーン右ラフへ。次のアプローチも失敗し、寄らず入らずこの日2つめのボギーになった。
主催者契約プロとして、50回大会に2014年以来の2勝目を刻みに戻った。
「それはありますけど、自分の状態的にそこまでがっつり明日追いつきますとか、そういう状態ではないので」。
初日にイーグルで沸かせた最後18番パー5もボギーに終わり、強気な言葉は出なかった。
「昨日みたいにうまく波に乗れればチャンスはあると思うので、しっかりと準備だけはしたいなと思います」。
予選ラウンドを共にした今年の全米オープン覇者のクラークは37位、今年の全米プロ覇者で、2017年連覇のケプカは
48位で辛くも予選を突破。
松山同様に、名だたるメジャーチャンピオンらがこのままで終わるはずがない。
<きょうの中継スケジュール>
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