24ー25年度の新・幹部が決まってから、これだけ多くの選手が集まるのは初めて。
司会進行をつとめる選手会長の谷原秀人が冒頭で挨拶し、「選手のみなさんが、プレーしやすい環境を目指していきます。希望や、不満に思っていることなど、意見をどんどん言ってもらって改善できるところは改善していきたいと思っています。一人一人が自覚を持って、ギャラリーやスポンサーのみなさまにアピールし、素晴らしいツアーにしていきましょう」などと呼びかけると、会場は万感の拍手に包まれるなど、ひとつになった。
また、男子ツアーを主管するJGTO役員の改選後としても、初めての公の場。
今月19日の臨時理事会で、新会長に就任したばかりの諸星裕(もろほし・ゆたか)も選手会ミーティングに参加し、来歴を選手たちに改めて自己紹介すると共に、「芸能事務所にたとえると選手のみなさんは、JGTOのタレントであると共に、社員さんでもあります。私たちは、みなさんが練習されてきたことを存分に発揮できるように、精一杯お手伝いします」と、約束した。
また、「タレントひとりひとりが良いパフォーマンスをやってくだされば、必ずスポンサーはついて来てくださると思います」と、奮起を促し「私たちは、みなさんが活躍できる舞台を作り、その道を歩いて行けるようお手伝いします。それが、国内外のスポーツの世界で交渉を続けてきた私が、みなさんに貢献できること。もっとコミュニケーションを密に取り、一緒に頑張っていきましょう」などと、呼びかけた。
そのほか選手会ミーティングでは、谷原と共に、新選手会副会長に就いた石川遼、堀川未来夢、阿久津未来也を中心に、今後のツアーについて活発な意見が交わされるなど、2024年の開幕を目前に、いっそう結束が高まった。