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東建ホームメイトカップ 2024
隔離もマスクもない。金谷拓実が大会2度目のVスピーチにこめた思い
金谷拓実(かなや・たくみ)がルーキー年の21年に、通算3勝目を開幕Vで飾った際は、コロナのまっただ中。
無観客開催で、ゴルフトーナメントの醍醐味を感じるのも難しかった。
だが今年は大勢のギャラリーの方々に囲まれてのV2だ。
「僕ら選手たちの1打へのパフォーマンスも上がります。きょうも声援が大きくて、みなさんのおかげで勝つことができました」と、大会2度目のVスピーチにいっそう心がこもった。
今年は、選手会もJGTOも役員、理事が改選となっての開幕戦でもあった。
「若手も、中堅選手も、ベテラン選手も、いま凄くいい選手が揃っているので、毎週白熱した戦いをお見せできると思います。ぜひ応援を宜しくお願いします」。
24年の覇者第一号として、選手たちの思いを代弁した。
今週は、2日目の豪雨の影響で、連日のサスペンデッドとなり、関係者やボランティアのみなさんにとっても、大変過酷な4日間となった。
また毎朝、7時台のスタートにもかかわらず、早い時間から駆けつけてくださった大勢のギャラリーの方々。
「家に帰るまでが大事と思います。みなさん、お気をつけてお帰りください」と呼びかけた24年の覇者第一号に、万感の拍手がおくられた。