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Shinhan Donghae Open 2024

池村寛世が首位発進「速攻で飛んできました」韓国で狙う新婚初V

新婚の池村寛世(いけむら・ともよ)が午後から出て、ボギーなしの「65」をマーク。
午前のプレーで単独トップに立っていた韓国の厳 載雄(オム ジェウン)に追いつき、7アンダーの首位タイ発進した。




「ピンチらしいピンチもなく回ってこられた」というこの日は、池村がティオフしてしばらくするとあれだけ強かった風雨が小やみになるなど天候にも恵まれ、前半インの9ホールで5バーディをマーク。

「最初、雨が降っていた中でも、10メートルなどパットが入ってくれた」と、スタートから連続バーディを決めると、16番では手前からチップイン。
前半の勢いと比べれば、後半アウトの2バーディは「伸び悩み」ともいえるが「ティショットの計算ミス」という終盤の8番パー3では奥のバンカーからナイスパーを拾えた。
「1日を通してはラッキーもあったし、上出来かな」と、喜び合った。

昨季から、海外での活躍場を求めてアジアンツアーに挑戦しているが、まだシード権の取得には至らず、今年もすでに予選会のエントリーを済ませた矢先の好発進だ。

「韓国ツアーもすごく盛り上がっていると聞くので、日本ツアーがない時などに出られたらすごく良い経験になると思う」。
韓国開催の3共催大会でなおさら新婚夫婦の足並みがそろう。

今季開幕直前に、ずっとキャディで支えてくれた琴音さんにプロポーズし、交際6年記念日の5月26日に入籍した。
7月の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で社長さんとプロアマ戦をラウンドしたご縁で、今週はインチョン空港隣接の豪華リゾートホテル「パラダイスシティ」を予約し、「先週、終わって月曜日に速攻で飛んできました。昨日もマッサージに行ったり、美味しいごはんを食べたり」と、新婚旅行気分で公私共に韓国を満喫中。

「今週、優勝できれば一番いい」。
琴音さんと共に、通算3勝目を新婚初Vで飾ることができればいうことなしだ。

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