「最初は多少、緊張はしたのですが、自分のプレーはできていた」と、序盤2、5、6番のバーディで並走したが、グリーン右に外した8番パー3で、2打目のアプローチが傾斜を登り切らずに3オン1パット。
ボギーで、3差がついた。
「途中からアイアンが引っ掛け気味となり、どうしても直らなかった」と、後半の9ホールもパーオンを外しがちとなり、平田のゴルフをとなりで見ているだけの展開となったことには、「ちょっとだけ悔しいな、という面もある」と、吐露した。
「自分が優勝したかった、という気持ちが強かった」という思いも、誰しも当然のこと。
でも、「目の前で優勝者を見るのは特別な経験ですし、素直におめでとう、と言いたいです」と、平田を称えた。
「自分のゴルフをやり切れなくて負けたというよりは、やり切った結果こうなったという感じ」と、現実を受け止め、アマで出た22年のアジアパシフィックダイヤモンドカップの2位に次ぐ、プロでの自己ベストを評価し、「少しは自信にはなったと思うので。今週の反省を克服し、来週に向けて、また頑張ろうかなと思います」。
次こそ逃さない。