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三井住友VISA太平洋マスターズ 2024

金谷拓実は10位。賞金1位に返り咲けず「石川選手が素晴らしいプレーをされた」

首位から出た金谷拓実(かなや・たくみ)は4打差の10位で敗れた。
平田憲聖(ひらた・けんせい)に、668万9657円及ばず、今大会終了時点の賞金1位に付与されるPGAツアーの最終予選会の出場資格を逃した。


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1打リードでスタートし、3番のパー5でバーディを先行させたが、6番で2打目を池。
ボギーで大混戦につかまると、そのままずるずると後退した。

「なかなかチャンスも多く作ることもできなくて、苦しいラウンドになってしまった」。

再浮上の契機もつかめないまま12番でまたボギー。
アマVの2019年に次ぐ、大会2勝目は遠のいた。

「もう少しアグレッシブなプレーができればよかったんですけど、今日はできなかった」と、最後18番のパー5もこの日3個目のボギーで終戦。

石川遼の大会最多4勝を目の前で見た。
「石川選手のプレーは本当に素晴らしくて、優勝にふさわしかった」。
悔しさをこらえて、笑顔で称えた。




最良の切符は獲れなかったが、PGAツアーの2次予選にはすでにエントリーを済ませてある。
「本当に目の前の一試合、一試合を一生懸命頑張ってやるだけ」と、改めて信条を確認した。

賞金王争いも、ここからが本番だ。
残りは3戦。
「しっかり自分らしいプレーをやり続けることが大事。とにかく頑張ります」と、言い聞かせるように話した。

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