V後の翌日には、「前回の1勝、2勝目よりたくさんのお祝いメッセージやお花をいただいた」と、感謝する。
今週火曜には、2週前のV直後に「ものすごい量のお水をかけて祝ってくれた」という仲間や後輩プロらを招いて開いた宴席の隣にたまたま永久シードの片山晋呉がいたそうで、「去り際におめでとう、と言って全部払ってくださった」と感激する。
「晋呉さんも、前週のシニア(「すまいーだカップ」)で(シニア)初優勝されたばかりなのにですよ! こんなに嬉しい祝勝会はなかった」と、余韻に浸る。
開幕前日の水曜日のプロアマ戦では、スポンサー契約を結ぶBMWの方々に祝いの言葉をかけてただき恐縮した。
「3年、勝てなかったですけど、3年分の荷が下りました」と、改めて喜びを噛みしめた。
2021年の本大会で初優勝を飾った際は、すぐ次の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で“連勝”の勢いを見せた。
「今回もたまたま同じシチュエーションなので。何かあるかも」と、3年前の再現も頭をよぎるが、「3年前に初優勝させていただき人生が変わったのがこの大会です。ホストプロということもありますし、去年はその思いが強すぎて、予選落ちをしてしまいました」と、猛省する。
「今年は気持ちを抑えてフラットに、まずは予選通過を目指して」と、謙虚に挑む。
今年4月に、大会特別協賛「森ビル」の契約プロで、19年の歴代覇者、堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と大会PRをかねて、大会の土日に開かれるかさまスポーツ&フードフェス体験と、コースの視察ラウンドをした際に改めて痛感したのは宍戸の難しさと、ドイツの高級車「BMW」の素晴らしさだ。
りょうすけ&みくむの視察ラウンドの模様は堀川未来夢チャンネルでもご覧になれます
「堀川選手と試乗させていただいたのですが、パワフルかつ車内が静かで快適空間。走りが楽しい」と、語りだすと止まらない。
3年前にも優勝副賞でいただいたが、「僕らにとっては、試合にいくのに欠かせない、本当に大切なものなので」。快適な転戦を約束してくれる愛車は何台あっても困らない。