1差の3位タイから出て、2番でボギーを先行させたが、ピンに絡めた4番パー3から連続バーディ。
8番パー3では、長いバーディトライも決まった。
木下ともつれながら入った後半、13番で木下にピンそばのバーディを奪われ一瞬、1差後退したが、すぐ14番で長いバーディトライをねじ込み、一歩も譲らず。
単独トップで迎えた16番でバンカーから寄らずボギーを叩いたが、リードを保って最後18番へ。
後続の木下が17番でバンカーから直接入れるバーディで並ぶ中、手前から長い、長いバーディトライをねじ込み、1差で振り切った。
埼玉県の入間市出身。
実家から車で20分ほど走れば着くなじみの土地だが、東京ゴルフ倶楽部は今年、メンバーのスポンサーさんと一緒に回らせてもらったのが初ラウンド。
大会初制覇をにらみ、そこから開催までに下見を4回重ねて、攻略のカギはつかんであった。
18、19年の賞金王が、2017年の初Vから7季連続優勝を、節目の通算10勝目で飾った。
埼玉県人のナショナルオープン制覇は初。
駆け付けたご家族や、地元ファンを大興奮させた。